JAXAのプロジェクト(きぼう2)
前回の続きからまいりましょう。
国際宇宙ステーションには、人間が滞在しています。
当初の計画では、三人の予定だったのですが、コロンビア号の事故がありましたね。
あれ以降は、しばらくの間、二人ということになっていました。
しかし、2009年になってからは、一気に六人まで増やされました。
国際宇宙ステーションに滞在する正式クルーは、政府間協定締結国に限られています。
この国際宇宙ステーションの一部である我が国の実験棟が「きぼう」と名付けられています。
ただし、管制は全て日本で行うことになっているのですが、電力や廃熱、姿勢制御など、宇宙基地としての基本的なインフラをアメリカ側のモジュールから提供されているため、その対価として、施設使用権の46.7%をアメリカが保有しているのです。
また、カナダはカナダアーム2の提供によって、施設使用権の2.3%を保有しています。
結局、日本が保有する施設使用権というのは、残りの51%・・・つまり、約半分のみということになりますね。
ほとんどの日本人のかたは、きぼうはすべて日本のものだと思っていますでしょうが、実のところ、このようになっているのです。
また、日本はアメリカに意見を言えるような立場ではなかったため、国際宇宙ステーションにおける、きぼうの位置もアメリカ側に決められてしまうというのが本当のところです。
輸送などに関しましても、スペースシャトルに頼っていますから、仕方ないと言えば仕方がないことなのかもしれません。
JAXAが大変頑張っているとはいえ、やはり宇宙開発の最先端はアメリカであり、NASAであることは否めませんし、これからも長きにわたってそのままでしょう。
いつの日か、JAXAはNASAに追いつくことが出来るのでしょうか。
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