JAXAってどんな組織か?

JAXA

近頃、よく耳にするようになりましたJAXA(ジャクサ)ですが、これが一体、何を意味するものであるのか、皆さまはご存じでしょうか。
とくに、新聞を読んでいたり、ニュースを見ていたりすると出てくる言葉ですよね。
しかも、JAXAが出てくる話題は、いつもだいたい宇宙関係のニュースであったりするので、なにか宇宙に関係のあることなのではないか・・・そのあたりまでは想像がつくと思います。
そうです。
JAXAとは、「Japan Aerospace Exploration Agency」のそれぞれの頭文字をとって略したもの(正確には、3つめの単語であるExplorationについてのみ、頭文字ではなく、二番目の文字を取っています)で、日本語に訳しますと、「宇宙航空研究開発機構」のことを言います。
さらに正確に日本語で言いますと、「独立行政法人 宇宙航空研究開発機構」と言います。
日本においての、航空宇宙開発政策を担っている研究・開発機関のことですね。
独立行政法人であるというのは、つまり、総務省と文部科学省所管の独立行政法人であるということで、これら法人格の組織の中では最大規模のものなのです。
JAXAが発足したのは、2003年10月1日のことで、もともとの日本の航空宇宙三機関であった、文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)・特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)・独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)が統合されたものです。

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福島の原子力発電所が事故を起こし、放射線が漏れ出してからかなり経ちました。
当初、誰もが放射線をひどく恐れ、ガイガーカウンターを手に入れようとしましたね。
政府の発表も信じることが出来ずに、放射線がどのくらいあるのか、自分で調べられるものならば自分で調べようというのが、そもそもの始まりでした。
ガイガーカウンターは、一般的には高価なものですが、家庭用として、安価なものも販売されていました。
それらが飛ぶように売れたのは記憶に新しいと思います。
実はそのガイガーカウンター・・・JAXAでも開発し、販売したのはご存じでしたでしょうか。
放射線の強さに応じて緑、黄、赤色の三色を使い、7段階で表示するシステムの家庭向けの簡易線量計です。
他のメーカーのものが信用できないというわけでは決してありませんが、JAXAの技術を持って開発されたものであるならば、非常に正確な放射線量を測れるようなイメージもありますね。
価格は約二万円で、ガイガーカウンターとしてはそう高くもありません。
大きさは、縦が12センチ、横が7センチ、厚さが2センチ、そして重さは180グラムです。
半導体を使って放射線量を測るそうです。
大人用のガイガーカウンターのほかに、なんと、計測可能な線量を一桁小さく設定したという子ども用まであるそうです。
放射線は、現在もまだまき散らされています。
あなたも、ガイガーカウンターを一つ、用意してはいかがでしょうか。40代婚活

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JAXAの活動をいろいろとご紹介してまいりましたが、実際にはもっとたくさんの活動をしています。
JAXAは宇宙関係の仕事をしている機関でありますから、大きな憧れを抱くかたは多いのですが、それと同時に自分からは遠すぎてちょっととっつきにくい感覚を覚えるかたもいらっしゃるようです。
ですが、今回ご紹介する活動によって、もっと身近に感じていただけるのではないかと思います。
とても楽しい活動もしているのですよ。
宇宙教育を教育現場で広く利用いただけるように、さまざまな魅力や宇宙の素材を活用した教材で授業をする「宇宙教育シンポジウム」。
宇宙の研究者に直接質問ができるという対話型授業が人気の「宇宙学校」。
授業では、日頃抱いていたさまざまな宇宙の疑問に研究者達がわかりやすく答えてくれます。
普段は、このような疑問に答えてくれるかたなど身近にはめったにいませんから、素晴らしいチャンスでもあります。
宇宙学校の対象は、小学校4年生から、中学生までですから、お子様を通わせてあげてはいかがでしょうか。
また、学生の自由な発想をもとに、小型衛星などの宇宙ミッションのコンセプトやアイディア、設計構想などを全国から募集する「衛星設計コンテスト」も人気ですね。
全国の高校生から、大学院生まで、たくさんの応募があります。
優秀な作品につきましては、表彰してくれます。
アメリカのヒューストンとテレビ会議システムでつないで、日本人の宇宙飛行士と交流するというイベントは「ハローヒューストン」と名付けられています。
開催地域周辺に在住している児童が対象となっていますので、あなたの街にもいつかやってくるかもしれません。
ぜひ、JAXAのイベントに顔を出してみてください。起業

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JAXAは、さまざまなプロジェクトを遂行していますが、その中でも、皆さまが一番興味を持っているのが、国際宇宙ステーションの「きぼう」プロジェクトではないでしょうか。
きぼうについては、ニュースでも何度も取り上げられていますから、知名度も高いですし、宇宙に滞在するという夢のあるプロジェクトでもあります。
しかし、普段は目にすることもほとんどありませんし、その全貌が一般的には明らかにされていないのも事実です。
そもそも国際宇宙ステーションとは、なんなのでしょうか。
そこから説明してゆきましょう。
以前にもJAXAの実績(3)のところで軽く触れましたが、国際宇宙ステーション(International Space Stationのそれぞれの頭文字を取ってISSとも言います)とは、我が国日本のほかに、アメリカ、ロシア、カナダ、及び欧州宇宙機関 (ESA) 加盟11カ国が協力して建設を進めている宇宙ステーションです。
地上から400kmの上空に建設されていて、秒速7.7kmで飛行しています。
ということはつまり、地球を一周するのに、約90分かけているということになります。
すごいスピードですね。
何故、上空にこのようなものを作ったのかと申しますと、地球や宇宙の観測はもちろんのこと、宇宙環境を利用したさまざまな研究や実験を行うためなのです。
当初、2016年まで運用の予定であったのですが、アメリカの希望により、2020年までの延期が検討されているそうです。
「きぼう」についてのさらに詳しいお話はまた次回にいたしましょう。

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前回の続きからまいりましょう。
国際宇宙ステーションには、人間が滞在しています。
当初の計画では、三人の予定だったのですが、コロンビア号の事故がありましたね。
あれ以降は、しばらくの間、二人ということになっていました。
しかし、2009年になってからは、一気に六人まで増やされました。
国際宇宙ステーションに滞在する正式クルーは、政府間協定締結国に限られています。
この国際宇宙ステーションの一部である我が国の実験棟が「きぼう」と名付けられています。
ただし、管制は全て日本で行うことになっているのですが、電力や廃熱、姿勢制御など、宇宙基地としての基本的なインフラをアメリカ側のモジュールから提供されているため、その対価として、施設使用権の46.7%をアメリカが保有しているのです。
また、カナダはカナダアーム2の提供によって、施設使用権の2.3%を保有しています。
結局、日本が保有する施設使用権というのは、残りの51%・・・つまり、約半分のみということになりますね。
ほとんどの日本人のかたは、きぼうはすべて日本のものだと思っていますでしょうが、実のところ、このようになっているのです。
また、日本はアメリカに意見を言えるような立場ではなかったため、国際宇宙ステーションにおける、きぼうの位置もアメリカ側に決められてしまうというのが本当のところです。
輸送などに関しましても、スペースシャトルに頼っていますから、仕方ないと言えば仕方がないことなのかもしれません。
JAXAが大変頑張っているとはいえ、やはり宇宙開発の最先端はアメリカであり、NASAであることは否めませんし、これからも長きにわたってそのままでしょう。
いつの日か、JAXAはNASAに追いつくことが出来るのでしょうか。

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すでに二回にわたりまして、「きぼう」についての説明をしていますが、今までよくわからないでいた、きぼうのことが、だんだん分かってきたのではないかと思います。
普段、目にするものでもありませんし、たまにニュースなどで見聞きするだけのきぼうではありますが、その名前が表す通り、我が国の宇宙開発における希望、そのものであります。
きぼうについて知ることは、JAXAの仕事の一部を垣間見ることでもあります。
我が国の宇宙開発を担うJAXAが、実際の宇宙でどのような仕事をしているのか・・・引き続き、今回もきぼうについてお話いたしましょう。
きぼうは、スペースシャトルによって三回に分けて国際宇宙ステーションへと運ばれました。
きぼうが、どのように構成されているかと申しますと、与圧部である船内実験室(PM)と船内保管室(ELM-PS)、船外パレット(ELM-ES)と船外実験プラットフォーム(EF)、そしてロボットアーム(JEM-RMS)、衛星間通信システム(ICS)といった6つの主要部位から成っています。
今回は、船内実験室と船内保管庫について説明いたします。
船内実験室というのは、きぼうの中心ともなる場所で、最大四名が同時に搭乗できますが、なんと地上と同じ一気圧に設定されているのです。
そのため、宇宙飛行士のかたがたは、宇宙服を着ることなく過ごすことが出来るのですね。
ここでは主に、微小重力環境を利用した実験を行っているそうです。
船内保管室というのは、その名前の通り、色々なものの保管庫として使用されている場所です。
この部分が、日本が打ち上げた最初の有人施設であったのです。
船内保管庫もまた、一気圧に保たれています。

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JAXAの大きなプロジェクトであるきぼう・・・前回より、きぼうの6つの部位の説明をしています。
前回は、船内実験室と船内保管庫でした。
今回は、船外パレットからまいりましょう。
船外パレットは、船外実験プラットフォームに取り付ける船外機器を三基取り付けて、スペースシャトルで輸送するためのパレットです。船内保管室と同じように、スペースシャトルによる複数回の利用を想定したうえで設計されていて、さらに機器の回収も可能であるように設計されたのですが、結局、再使用はしない方針となりました。
次は船外実験プラットフォームです。
船外実験プラットフォームは微小重力や高真空の宇宙曝露環境を利用することで、地球観測、天体観測、科学観測などのいろいろな観測や、通信、理工学実験、材料曝露実験等々を行っている多目的な実験スペースのことです。
船外実験装置ですとか、衛星間通信装置を取り付けるための12カ所の結合部があって、そこに各実験装置を取り付けることによってさまざまな実験が行えるようになっています。
ロボットアームは、さまざまな実験や、船体の保全作業支援に使用する実用的なロボットのことです。
アームは10mもの親アームと、親アームの先端に取り付けて使用する2.2mの子アームの二つがあり、船内のアーム作業卓からなっています。
六つの関節がついているため、人間の腕のように使うことができるので、非常に便利なロボットです。
衛星間通信システムは、きぼうの運用を効率的に行うために取り付けられたシステムです。
船外実験プラットフォームには、ICS-EFが2J/Aで設置されていますが、これと、JAXAのデータ中継衛星「こだま」を利用し、筑波宇宙センターとの間で画像やデータ、音声などの双方向通信が行われています。
きぼうは、このように構成されています。

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宇宙に存在している我が国のきぼうが、どのようなものであるのか、だいたいのところはお分かりいただけたと思います。
大雑把にお伝えいたしましたが、さらにご興味のあるかたは、ご自身でいろいろと調べてみると良いでしょう。
インターネットなどで、さらなる詳細が調べられると思いますので、きっと楽しいですよ。
さて、この「きぼう」という名前ですが、これは、誰がどのような経緯でつけたのか、ご存じでしょうか。
こういった宇宙に飛ばされる施設や衛星、ロケットなど、日本のものの多くは日本語で名前がつけられていますね。
きぼうの場合には、当時まだJAXAではなく宇宙開発事業団でしたが、そこが1999年に公募したものであったのです。
日本中からたくさんの応募があったわけですが、「きぼう」という名前に決定したのですね。
「きぼう」という名前を応募したかたがたは、なんと132名もいらっしゃったそうです。
ですから、この132名が、名付け親ということになりますね。
自分自身は宇宙へ行けなくとも、名前を付けたものが宇宙で活躍していると思うと、それだけでも充分に嬉しいものでしょう。
また次回、このような機会がありましたら、ぜひ、皆さまも応募していただきたいと思います。
ところで、このきぼうを運営してゆくにあたりまして、我が国はいったいどのくらいの費用をかけているのでしょう。
現在のところでは、まだ2010年までの総費用(きぼうを開発する段階からの費用)までしか出ていませんが、約7,100億円かかっているそうです。
2011年以降の日本の国際宇宙ステーション計画費用としては、一年ごとに約400億円が予定されているそうです。
JAXAの予算ではなく、国際宇宙ステーションの計画費用だけでです。
この金額は、我が国の宇宙開発予算の中で、相当なウェイトを占めていると言えますね。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAは宇宙に関するさまざまな研究をしていますが、宇宙科学研究も非常に重要なJAXAのプロジェクトです。
宇宙科学における最も大きな課題といいますと、この宇宙の起源やその構造、そして進化の謎などを解き明かして、惑星誕生のプロセスを解明し、最終的には生命の起源を突きとめることです。
これだけ科学が発達した現代におきましても、まだまだ生命の起源というのは、謎のままです。
宇宙の起源を探ることが、生命の起源にも結び付きそうだというのは、納得がいきますね。
あまりにも壮大な探究ではありますが、一日も早く、解明していただきたいものです。
さて、ロケットや人工衛星などの技術の進展によって、地球の大気に妨げられることなく宇宙が観測できるようになりました。
赤外線天文学やX線天文学が発展して、これまで見えることのなかった宇宙の姿までも知ることができるようになりました。
また、月やその他の太陽系惑星の天体に探査機を送り込んで、太陽系や惑星の歴史が少しずつですが明らかになろうとしています。
なんだか、とてもワクワクしませんか。
宇宙全体に比べれば、まだ地球からごく近いところの惑星だけではありますが、今のところは、まだほとんど未知なわけですから、大きな進歩となるわけです。
大気圏外からの天文観測や惑星探査もいよいよ成熟期を迎えつつあるようです。
宇宙、惑星、そして生命の起源と歴史を記録した「化石」を探し出して、そこで何があったのかを解き明かす作業を進めているそうです。
私たち人類はどこからきて、どこへ向かうのか・・・そして地球の過去を知り、未来を探るため、今後も観測と研究を続けていくとJAXAは言っています。
これからもJAXAのプロジェクトからは目が離せませんね。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAが行っている宇宙への航空活動は、信頼性の高い技術が必要になるのは、どなたでも想像がつきますね。
一般の航空機ですら非常に高い技術が必要ですが、さらにその上をいく、高度な技術が必要となります。
絶対的に安全でなくてはなりませんし、なおかつ確実な成果を得ることができるだけのものでなくては意味がありません。
そのため、研究開発による検証などが非常に重要となりますから、JAXAでは宇宙航空分野の共通的な基盤技術研究や開発も行っています。
宇宙というのは、皆さまの想像をはるかに超えるくらい過酷な環境です。
そこで必要とされている技術は大変特殊で、また未知の領域も多いです。
言うなれば、最先端とも言える研究ばかりなのです。
また、前回お話いたしましたように、JAXAは航空に関する技術研究も行っていますから、宇宙と航空の技術を融合させた研究を行うことも特長のひとつですね。
そのような中でも、皆さまがもっとも関心を寄せるのが、将来的な宇宙での生活などについてではないでしょうか。
これは、もうすでに現在ではサイエンス・フィクションの世界の話ではなく、また遠い夢物語でもなく、現実のものとして考えられていることでもあるのです。
人間が普通に生活をするためにどうしても必要となるものは、水と空気と食料ですね。
これらを宇宙で、作りださなくてはなりませんし、また再利用できればもっとラクですね。
そのような研究も実際にしています。
他にもJAXAが研究している分野は、非常に多岐にわたり、興味が尽きないものばかりです。
ご興味をもたれたかたは、ぜひ、JAXAのホームページにアクセスするなりして、詳細等々を知ってください。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAと聞きますと、どうしても宇宙関係のイメージが強いわけですが、航空技術に関してのプロジェクトなども行っています。
航空機は、すでに私たちの暮らしの中になくてはならないものとなっていますね。
JAXAでは、航空機の基盤技術や安全性の向上について研究を重ねています。
また、環境適合技術なども研究しています。
調布の航空宇宙センターには、風洞やフライトシミュレータなどがあり、これらはわが国でも有数の実験設備となっています。
近頃では、環境破壊が問題になっていますから、自動車などでもエコカーが流行る時代ですよね。
それなのに、航空機がいつまでも今のままではいけないということで、JAXAでは航空機のエコエンジンの開発も進めています。
それよりもさらに一歩先を行く、クリーンエンジン技術の研究にも取り組んでいるそうです。
もう少し具体的にお話いたしますと、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「環境適応型小型航空機エンジンの研究開発(エコエンジン)」プロジェクトというものがあるのですが、それに参加している企業らと協力し、NOx排出量を国際民間航空機関が定めた基準の半分以下に減少させようという燃焼器の研究を行っています。
また、地球温暖化に致命的と言われるCO2排出量の少ない燃費の良いエンジンを実現するためには、燃焼温度の高温化が必要となるのですが、その高温化に欠かせないタービン翼冷却技術と耐熱材料評価技術の研究も行っています。
さらには、航空機のあのひどい騒音を低減するための騒音評価技術と騒音低減化技術等々、航空環境基準に対して余裕を持って適合できて、しかも環境に優しいエンジンを実現するためにどうしても必要なクリーンエンジン技術の研究開発を行っているのです。
JAXAは、このような研究もしているということ、覚えておいてください。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAでは、宇宙に関するさまざまなプロジェクトを遂行しています。
人工衛星などもそうですね。
普段、私たちは、自分の上空に人工衛星が数知れないほど飛んでいることを意識することはありません。
ですが、時々、任務を終えて古くなってしまった人工衛星が地上に落ちてくると言うニュースを耳にして、ハッと思い出すのです。
これから先も、一体いくつの人工衛星が地上に落ちてくるのか見当もつきませんが、それがキケンだからと言いましても、やはり地上の我々にとっては、必要な人工衛星であったりするわけです。
早いところ、古くなった人工衛星を効率よく回収できるシステムが開発されると良いのですが・・・。
さて、JAXAでも人工衛星を飛ばしていますが、どのような人工衛星だと思いますか。
その名前だけなら、あなたもきっと聞いたことがあるでしょう。
地球観測衛星「Aqua」、熱帯降雨観測衛星「TRMM」、オーロラ観測衛星「あけぼの」(EXOS-D)、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)、磁気圏尾部観測衛星「GEOTAIL」、小型高機能科学衛星「れいめい」(INDEX)、これらは、現在、運用中の地球観測衛星です。
天文観測衛星という衛星もありますよ。
太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)、X線天文衛星「すざく」(ASTRO-EII)、赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)が現在運用中です。
通信・測位・技術試験衛星では、データ中継技術衛星「こだま」(DRTS)、技術試験衛星VIII型「きく8号」(ETS-VIII)、準天頂衛星初号機「みちびき」、測地実験衛星「あじさい」(EGS)、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)などという衛星もあるのですよ。
これらの他にもまだありますし、現在、開発中の衛星もたくさんあります。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

前回は、JAXAの宇宙飛行士の採用につきまして、少々、お話をさせていただきました。
宇宙飛行士という職業は、夢のような職業ではありますが、実際に日本人の宇宙飛行士のかたがたが活躍されている姿をニュースなどで目にするようになってから、かなり身近に感じるようになったのではないでしょうか。
身近とは言いましても、一般人がちょっとした努力でなれるような職業でないことは、どなたでもご存じのことと思います。
それでも、一昔前の時代に比べれば、日本人の宇宙飛行士自体、ずいぶんと増えましたから、まったく可能性がないわけではないという希望は出てきたのではないでしょうか。
ところで、JAXAの宇宙飛行士とは、どのようなかたがたがいらっしゃるのでしょう。
まずは、非常に有名な宇宙飛行士である、若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士、向井千秋宇宙飛行士、などの豪華な顔ぶれが見られます。
皆さまもニュースで彼らの活躍をご覧になったことでしょう。
大々的にテレビに取り上げられない宇宙飛行士のかたもちゃんといらっしゃるのですよ。
たとえば、星出彰彦宇宙飛行士なども名前は聞いたことがありますでしょう。
2011年から国際宇宙ステーションに長期滞在をすることになりました、古川聡宇宙飛行士や油井亀美也宇宙飛行士、大西卓哉宇宙飛行士、金井宣茂宇宙飛行士なども今後の活躍が期待できる優秀な宇宙飛行士です。
あなたも仲間入りが出来るかもしれませんよ。
ちなみに、毛利衛宇宙飛行士、土井隆雄宇宙飛行士、山崎直子宇宙飛行士は現在JAXAを退職し、他の機関で頑張っています。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

宇宙飛行士になるには、まずはJAXAに入ればいい・・・とはいえ、それが非常に難しいことなのですね。
JAXAでは、そもそも宇宙飛行士の募集にどのような人材を必要としているのか。
また、宇宙飛行士になるための、必要最低限の資質みたいなものはあるのか。
宇宙に憧れを持っているかたであれば、そのあたりのことも色々と興味が尽きないでしょう。
本日は少々、日本の宇宙飛行士についてお話してみたいと思います。
現在、日本人の宇宙飛行士と呼ばれているかたは、10数名程度です。
前回の記事では名前を挙げさせていただきましたが、一般的には1600万人に一人しかなれないと言われています。
倍率の高い職業というのは多々ありますが、それにしてもこの倍率は尋常じゃないですね。
しかし、それでも宇宙飛行士になりたくて挑戦するかたがいるため、日本にも10数名の宇宙飛行士が誕生したのです。
最初から、1600万人に一人なんて、どうせ無理だよ・・・と諦めていては、日本人が宇宙に行くことなどなかったでしょう。
宇宙飛行士になるには、高学歴であるとか、科学者であるとかいうよりも前に、もっと基本的な部分で、必要な資質というのがあるそうです。
JAXAで重要視しているのは、耐ストレス力、リーダーシップとフォロワーシップ、コミュニケーション能力、ユーモア、危機を乗り越える力(折れない心)だそうです。
そして、NASAに日本の宇宙飛行士として差し出すわけですが、そのNASAでは、「覚悟」を見極められるそうです。
これらがなければ、どんなに高学歴であっても、優秀な科学者であっても、宇宙飛行士にはなれないということになります。
あなたはいかがですか。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAで働きたいというかたは、意外と多いです。
しかし、自分には縁がないほど遠い存在だと思っていらっしゃるかたも、また多いようですね。
JAXAで働きたいというかたの場合、その職種にもよるとは思いますが、それほど給料の額にはこだわらないかたが多いのではないかと思います。
給料の額よりも、本当に自分自身が情熱を傾けて一生涯、続けてゆける仕事がしたい・・・そのように望むかたがたが多いように思います。
とは言え・・・あのJAXAですから、給料が安いとも思えませんよね。
そして、給料がたくさんもらえるからJAXAで働きたいというかたも、いないのではないかと思います。
さて、実際、JAXAで働いているかたがたというのは、どのくらいの給料をもらっているのでしょうか。
気になりますね。
残念なことに、正確な給料がどのくらいであるのか、それは明らかにはされていません。
実際、職種によって、さまざまでしょうし、年齢や経験によっても、皆さん、同じ給料ということはないでしょう。
ただ、目安として、事務や技術系の職種で40代では、年収800万円程度だと言われています。
一般の企業よりは、かなり高い水準だと思います。
宇宙飛行士の場合はどうかと言いますと、大卒30歳で月収32万円、35歳ですと月収38万円という給料のデータがありますが、これが何年のデータであるのか、明確ではありません。
さらに、宇宙飛行士ですから、この月収に加えてさらに特殊任務の手当てがつくのが普通と考えて良いでしょう。
それがいくらぐらいであるのかも、定かにはなっていませんが、この月収を見る限りでは、意外と普通であるようにも思えますね。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

ここまでの記事の内容から、JAXAという機関が漠然とでもわかってきたのではないかと思います。
JAXAは宇宙関係の仕事をするのが主ですから、必然的に・・・と言いましょうか、国際活動にもとても熱心です。
たとえば、国際宇宙教育会議などもそうですね。
これは、2005年の10月に、宇宙に関連する科学、技術、数学、工学分野での知識や教養を高め、宇宙活動を支える将来の人材のニーズに応えることを目的とした国際協力を進めるために設立されたものです。
日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、これら四つの宇宙機関によって設立されました。
さらに2006年になりますとフランスの宇宙機関も加わり、さまざまな宇宙教育活動を共同事業として進めています。
また、JAXAと国際宇宙大学(ISU)が共催し、ISUのスペース・スタディーズ・プログラム、及び修士コース参加者を対象に、学費の一部を奨学金として提供してくれています。
国際宇宙大学は、1987年に設立された国際的な高等教育機関であり、宇宙関連分野で活躍する人材を育成する機関です。
対象者は、満20歳以上の日本国籍を有する大学生、または大学院生となっていますから、多くのかたに、もっとこの存在を知っていただき、いずれは宇宙関連分野で働いていただきたいですね。
他にも、宇宙を教育に利用するためのワークショップ(SEEC):教育関係者プログラムというプログラムがあります。
これは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校いずれかの教職にあるかたを対象にして、アメリカのヒューストンで開催される宇宙を教育に利用するためのワークショップに日本の教育関係者を派遣します。
そうして、宇宙を題材とした指導方法や事例についての発表、意見交換、研修、情報提供などを行います。
興味のあるかたはぜひ参加していただきたいですね。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAが登場するニュースを聞いている割には、実際、どの程度の実績をJAXAが残しているのか・・・その辺までわかっているかたは、少ないと思います。
失敗したニュースや成功したニュース、いろいろありますね。
本日は、JAXAが残した実績についてお話いたしましょう。
各機関が統合してJAXAが発足した後の最初に臨んだH-IIAロケット6号機というのがあります。
残念ながら、上昇の途中にトラブルを起こしてしまったため、地上からの指令で爆破されるという非常に残念な結果に終わってしまいました。
さらに、宇宙科学研究所が打ち上げた火星探査機である「のぞみ」を、火星周回軌道に乗せる事にも失敗したことは、今もなお記憶に残っているかたがいらっしゃることでしょう。
実際問題、JAXAの発足後というのは試練の連続であったのです。
これらは、組織の統合前に進められていた計画であったために、JAXAの問題とは言えませんでしょう。
しかし、我が国の宇宙機関が抱えていた組織的な問題が顕著に表れた例とされているのです。
H-IIAロケット6号機は上昇途中のトラブルで失敗しましたが、2005年の、H-IIAロケット7号機の場合は、ひまわり6号の軌道投入に成功しました。
さらに、M-VロケットによるX線天文衛星の「すざく」打ち上げにも成功しました。
X線天文学というのは、宇宙開発の中では珍しく、日本がリードしている宇宙科学分野なのですね。
そして、同じ年の10月には、小型超音速実験機NEXST-1による飛行実験にも成功しました。
JAXAもだんだんと成功が続くようになってきたのです。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

前回は、2005年までのJAXAの実績をお話いたしました。
引き続き今回は、それ以降の実績についてご紹介してまいりましょう。
2006年になりますと、1月から2月にかけてのたった1カ月の間に、初めて連続で3機ものロケットを打ち上げました。
この際、打ち上げられた陸域観測衛星である「だいち」は、災害監視に活用されていますし、赤外天文衛星である「あかり」のほうは、宇宙科学の発展に貢献しています。
また、ひまわり7号は、1990年のアメリカとの衛星調達協定以降、初めて成功した国産商用衛星でありました。
2006年は、太陽観測衛星である「ひので」も打ち上げられましたし、翌年の2007年12月には、アメリカのサイエンス誌におきまして、さまざまな新発見を掲載した「ひので特集号」までもが刊行されたほどです。
2007年になりますと、9月に「かぐや」も打ち上げられました。
かぐやは、その名前からも推測できるかと思いますが、月面のHD画像を地球に送信するなどしていますが、皆さまよくご存じのアポロ計画以来、世界最大規模の月探査を成功させました。
前身の宇宙科学研究所が2003年に打ち上げました「はやぶさ」は、2010年に地球に帰還いたしまして、世界で初めて小惑星からのサンプルリターンを成功させました。
さらに、同じく2010年に打ち上げられました「IKAROS」は、世界で初めて宇宙空間での太陽帆航行を成功させました。
JAXAも世界初をいくつも成し遂げるようになったのです。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

JAXAの実績についてのお話が続いていますが、皆さまは、「きぼう」をご存じでしょうか。
現在、地上約400キロメートルもの上空に建設が進められている巨大な有人施設のことはご存じですか。
これを、国際宇宙ステーション(ISS)と呼んでいるのですが、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、カナダなど世界15カ国もの国々が参加する国際協力プロジェクトなのです。
日本もその一部となる日本実験棟を開発して参加していますが、それを「きぼう」と名付けているのです。
JAXAは、2008年からきぼうの宇宙実験棟の運用を始めました。
そして2009年には、H-IIBロケットの打ち上げと、国際宇宙ステーションへの宇宙ステーション補給機による物資輸送を成功させたことによって、1980年代から長きにわたって続けられてきました日本の国際宇宙ステーション計画において、とても大きな成果を収めたことになりました。
少しずつではあるかもしれませんが、遅れを取っていた日本の宇宙開発も前進しつつあり、アメリカやロシアに近づいていると言っても良いでしょう。
皆さまも、ニュースによって、日本人の宇宙飛行士が活躍している様子をご覧になることがあると思います。
他の先進国の宇宙飛行士たちに交じって、日本人の宇宙飛行士が活躍している様子は、同じ日本人として大変うれしく、また、誇りに思えることでもありますね。
これからも若いかたがたに、どんどん宇宙を目指していただきたいと思います。

続きを読む≫ 2015/09/21 19:29:21

我が国、日本は、自動車や電化製品などにつきましては、先進国の中でも大変、評価が高く先進性もあると言われています。
ですが、宇宙開発においては、他の先進国に比べてもかなり遅れを取っているとも言われています。
実際、アメリカのNASAについてのニュースなどを見聞きいたしますと、そのように感じることも多いと思います。
ロシアも、アメリカほど耳に入ってくることはありませんが、それでも宇宙開発におきましては、相変わらず研究や実験を重ねているようです。
だから・・・という理由だけではないのでしょうが、少しずつでも宇宙開発や、宇宙の探索に力を入れて、他国に大きな遅れを取らないためにも、文部科学省宇宙科学研究所や特殊法人宇宙開発事業団、独立行政法人航空宇宙技術研究所などを統合させてJAXAを設立したのであろうと思われます。
JAXAの正式名称は、「Japan Aerospace Exploration Agency」でしたが、この中の、「Exploration」という単語は、日本語に訳しますと「探索」という意味になります。
つまり、空から宇宙まで無限に広がる可能性を追い求める・・・というような姿勢が込められているのでしょう。
JAXAは、四つの本部と、ひとつの所、そして、三つのグループという体制からなっています。
四つの本部とは、「宇宙利用ミッション本部」、「宇宙輸送ミッション本部、研究開発本部」、「有人宇宙環境利用ミッション本部」であり、ひとつの所というのは、「文部科学省 宇宙科学研究所(ISAS)」であり、三つのグループとは、「月・惑星探査プログラムグループ」、「航空プログラムグループ」、「情報収集衛星システム開発グループ」のことを言います。
これらがそれぞれの仕事をして、日本の宇宙開発に力を入れようと頑張っています。

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JAXAの知名度が上がるにつれて、JAXAへの就職希望者も増加してきています。
今回は、JAXAへの就職や採用などについてお話してみましょう。
JAXAでは、日本のため、さらには世界のために宇宙開発や宇宙科学、航空技術の最前線で活躍してくれる人材を募集しているそうです。
新卒採用から経験者採用はもちろんのこと、教育職の採用や、障がい者の採用、さらに任期付プロジェクト研究員採用など、さまざまな要因を採用しています。
もちろん多くのかたがたが夢見る宇宙飛行士の候補者も募っていますよ。
あまりにも遠くて叶うはずのないような夢にも思えますが、JAXAなら、宇宙飛行士でさえ現実のものとなるのです。
JAXAのホームページの中では、採用に関して詳しく解説しています。
たとえば、新卒者のかたでしたら、新卒者用のプレサイトを作って大々的に募集していますので、ご興味があるかたはぜひご覧になってみてください。
経験者のかたにつきましては、長期に亘りJAXAの業務に従事し、今後展開してゆく宇宙航空分野における研究開発に貢献することを前提として、宇宙航空分野の経験者に限定せずに、多種多様な分野から人材を募集するということです。
ただし、経験者の場合は、常に募集をかけているわけではありませんので、JAXAのホームページなどで時々確認してから、応募しましょう。
過去の採用実績を見ますと、倍率は非常に高くなっていて、10倍以上の年が多いです。
たぶん、今後も倍率がさらに高くなることは充分あり得ますが、低くなるということはめったにないのではないかと思います。

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JAXAへの就職・採用について、前回は、新卒者と経験者に関してお話してみました。
今回はその他の採用についてです。
JAXAでは、たくさんの仕事がありますし、それに従事する人材を募集していますから、宇宙に携われるほどの能力がないとお思いのあなたであっても、出来る仕事があるかもしれません。
ぜひ、じっくり読んでいただきたいと思います。
教育職の採用におきましては、大学共同利用の機能を有する宇宙科学研究本部の役割を理解して、内外の研究者等と協調して研究を遂行するとともに、大学院学生の教育や指導にも能力と意欲あるかたを募集しているそうです。
ですが、この仕事も随時募集しているわけではありませんので、ホームページで確認してください。
障がい者採用につきましては、長期に亘りJAXAの業務に従事して、今後展開する宇宙航空分野における研究開発に、熱意と責任を持って取り組むことのできる人材を採用しているそうですが、こちらも同様に、随時募集ではありませんので、ホームページで確認してみてください。
任期付プロジェクト研究員採用では、専門知識を有している若手研究者の特定の分野におけるプロジェクトへの参加を求めているそうです。
当該プロジェクトを研究面から支援することのできる人材が望ましいとのことですが、こちらも募集期間が限られているようですので、ホームページで確認してみてください。
招聘職員採用につきましては、高い学識と経験を有していて、その専門性を活かすことのできる人材を募集しているそうです。
同じく随時募集はしていませんので、ホームページ内のPDF等をご覧になってみてください。

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JAXAへの就職と聞きますと、非常に難易度が高いものと誰もが思ってしまうでしょう。
その難関をくぐり抜けた人物だけが、宇宙というものを相手にした仕事が出来るのだと・・・。
実際、仕事内容によっては全くその通りで、ただ単に宇宙への情熱が強いだけというかたでは、とても入れないような難関です。
ですが、比較的、入りやすい仕事というものもあるのですね。
と言いましても、人気のJAXAですから、そのへんの企業に入社するよりはずっと大変かもしれませんが・・・。
たとえば、事務支援職員です。
どのような企業であっても、組織であっても、やはり事務の仕事をこなす人材というのは必要となるものです。
そして、事務の仕事であれば、多くのかたが応募することが可能となるでしょう。
事務支援の採用につきましては、事務支援の能力を発揮して、JAXA事業に貢献できる意欲にあふれる人材を募集しているそうです。
随時募集ではありませんので、ホームページなどで確認してください。
さて、それではいよいよお待ちかねの宇宙飛行士の採用です。
たくさんの職種があるとはいえ、やはりJAXAといえば、宇宙飛行士を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。
宇宙飛行士の募集は、そうそうめったにはありません。
JAXAでは、「きぼう」の日本実験棟の運用や利用を確実に行うために、国際宇宙ステーションへの長期滞在に対応可能な日本人宇宙飛行士の候補者を新規に募集し、選抜したそうです。
また、いずれ募集することがあるでしょう。
時々ホームページをチェックしていればチャンスが巡ってくるかもしれません。

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宇宙が大好きで憧れを抱くかた、JAXAに夢を持っていらっしゃるかた、国際宇宙ステーションや、きぼう、はやぶさなどに興味があるかたは、JAXA関係のグッズがあれば良いのに・・・と思うのではないでしょうか。
実際、JAXA関係のグッズは、けっこう出回っていますし、JAXAのオフィシャルグッズもちゃんと販売されています。
本日は、それらをご紹介することにいたしましょう。
オフィシャルグッズとしては、JAXAのワッペンが数種類、販売されています。
もっとも人気があるのは、JAXAのロゴマークのワッペンではないかと思います。
他には、シャトル記念ワッペンとして、毛利衛宇宙飛行士が、日本で初めて宇宙に旅立った時のスペースシャトル搭載記念ワッペンと、もうひとつ毛利衛宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時の第2回のスペースシャトル搭載記念ワッペン、向井千秋宇宙飛行士が、日本で初めての女性宇宙飛行士として宇宙に旅立った時のスペースシャトル搭載記念ワッペン、もうひとつ向井千秋宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時の第2回のスペースシャトル搭載記念ワッペン、そして、若田光一宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時のスペースシャトル搭載記念ワッペン、もうひとつ若田光一宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時の第2回のスペースシャトル搭載記念ワッペン、土井隆雄宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時のスペースシャトル搭載記念ワッペン、野口聡一宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時のスペースシャトル搭載記念ワッペン、山崎直子宇宙飛行士が、宇宙に旅立った時のスペースシャトル搭載記念ワッペンなどがあります。
どれも素敵にデザインされていて、選ぶのに迷ってしまいそうです。
まだその他のワッペンもありますし、オフィシャルミッションバッジセットなども販売されています。
JAXAファンでしたら、ひとつは持っていたいグッズでしょう。

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前回は、JAXAの宇宙教育センターについてお話させていただきましたが、その中のひとつとして、「コズミックカレッジ」も開催しています。
こちらは、子供たちでも参加できるキッズコースが設けられているのが特徴でしょう。
子供たちは宇宙に対してとても興味を持っていますから、小さな時分から、このような環境に触れさせておくことで、将来の夢が宇宙飛行士などになることも充分あり得ますね。
まず、コズミックカレッジについて簡単にご説明いたしましょう。
コズミックカレッジは、「いのち」の大切さを基盤に、冒険心や好奇心、さらには匠の心を備えた創造的な青少年の育成を目的にした教育プログラムだそうです。
コズミックカレッジの特徴というと、知識の習得だけにかたよらず、実験や体験による感動を与えることを重視した体験型プログラムとなっていることでしょう
すでに、大勢のかたがたが参加し、楽しく勉強しています。
JAXAに、このような勉強会があったことをご存じでしたか。
たぶん、ご存じないかたのほうが、圧倒的に多いのではないかと思います。
しかし、今回、ここで知ることによって、行ってみたいと思うかたも、いらっしゃるはずですね。
JAXAの宇宙教育センターでは、各地域の青少年育成事業として、将来的にも各地域の皆さんたちで自主開催していただけるよう、各地域のかたがたとJAXAの共同事業として、協力しながら事業を展開しているそうです。
ぜひあなたの地域でもいかがですか。
次回は、コース内容についてもう少し詳しい説明をいたしましょう。

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JAXAのコズミックカレッジでは、お子様から大人まで、幅広い年齢のかたがたが宇宙やその他について学ぶことができます。
今回は、コズミックカレッジのコースについてご紹介してみたいと思います。
まずは、お子様でも参加できますキッズコースです。
お子様と言いましても、このコースは小学二年生以下という、かなり小さなお子様とその保護者のかたが対象となっています。
コースの内容は、自分たちをとりまいている身近な自然に親しみ、自然への関心を高めてゆくというものです。
そうして、観察や実験、物づくりなどの直接体験を通して、科学的なものの見方、考え方の基礎を培うコースとなっています。
キッズコースの上には、ファンダメンタルコースというコースがあります。
こちらのコースは、キッズコースよりももう少々、年上のお子様が対象で、小学校三年生から中学校三年生までが対象となっています。
内容は、キッズコースと大きな差のようなものはありませんが、年齢相応となっています。
身近な自然の事物や現象に関心を見い出し、観察、実験、物づくりなどの自然を探求する活動を通して、科学的なものの見方、考え方を深めてゆくというコースです。
さらにアドバンストコースというのがあります。
こちらのコースは、小学校六年生から高校三年生までが対象です。
内容は、身近な自然の事象に関心を持って自らの疑問や課題について観察や実験をし、物作りなどを通して解決を図ったり、自然の事象についての理解を深め、科学的なものの見方や考え方を身に付けるという宿泊型のコースとなっています。
JAXAで楽しく学んで科学的なものの見方が出来る人間になりたいものですね。

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JAXAは、宇宙教育センターにより、宇宙教育の指導者を育成しています。
たとえば、青少年への教育活動における指導経験が少ないかたですとか、指導者としてのスキルアップを目指すかたなどに必要とされるスキルを身に付けられる講習を用意してくれているそうです。
中でも、社会教育におけるボランティア指導者に向けての講習は力を入れているようですね。
また、受講を経て宇宙教育リーダーとなったかたに関しましては、各地域での実践活動を支援する制度も設けているそうですので、宇宙と教育との両方に興味を持つかたにとって、大変すばらしいカリキュラムになっていると思われます。
参加してみるのも良いのではないでしょうか。
宇宙教育指導者セミナーのコースをご紹介いたしましょう。
ベーシックコース・・・このコースは、すでに社会教育や宇宙教育に取り組んでいるかた、または、これから取り組もうとするかたを対象にしたコースだそうです。
コズミックカレッジをはじめとした宇宙に関する教育活動を実践する指導者として、必要な基礎知識や教材を学ぶセミナーです。
スキルアップコース・・・こちらのコースは、すでに宇宙教育指導者セミナーベーシックコースを受講したかたが対象です。
宇宙教育リーダーとしての、さらなるスキル向上を目的としたセミナーです。
宇宙の最新情報はもちろんのこと、宇宙教育を行うための宇宙航空分野、そして教育活動における基礎知識をも理解して、宇宙教育に必要な活動運営や指導技術、教材開発手法を身につけるのだそうです。
いずれもJAXAが開催しているセミナーですから、宇宙教育の素晴らしい指導者になれること、間違いないでしょう。

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宇宙飛行士になるためには、1600万人に一人という超難関を通り抜けなければならないことがお分かりいただけたと思いますが、いったいそれだけの難関をくぐり抜けるときに体験する試験というのは、どのようなものなのでしょうか。
とくに宇宙に興味を持っていないかたであっても、宇宙飛行士の試験内容に関しては、興味があるのではないでしょうか。
宇宙に興味があるかたであれば、なおさらですよね。
今回は、宇宙飛行士になるための最終試験についてお話することにいたしましょう。
前回のJAXAでの宇宙飛行士の採用において、963名の応募があったそうです。
そして、その中から選考して最終的には10名が残ったそうです。
もちろんこの10名のかたがたというのは、前回お話した宇宙飛行士になるためにどうしても必要な基本的資質を備えたかたがたでしょう。
そのうえでさらに学歴も素晴らしく、なんらかの職業に就いていたかたであれば、職歴も素晴らしいかたがたであるのです。
そのような人間的にも、学歴・職歴的にも素晴らしいかたがたの中からさらにずば抜けた人を選ぶと言うのですから、その選考方法とは、興味が尽きませんね。
JAXAが優秀な宇宙飛行士を選ぶために考え出したその試験とは・・・狭いマンションの一室のようなところに10人全員が押し込められて、24時間監視されながら次から次へと課題を処理しないといけないという非常に過酷なものです。
食欲や睡眠など、生活のすべてが選考の対象になるようです。
宇宙で仕事をしているのと同じような状況ですから、これに耐えられないやわな精神力では、宇宙飛行士などなれるものではありません。
いかがですか。
これでも、あなたは宇宙飛行士になりたいですか。

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JAXAといいますと、よくニュースで見聞きすることが多いですが、実際にはそれだけではありません。
最近では、コマーシャルにも登場したり、なんと映画までもが作られました。
あなたはご覧になりましたか。
タイトルは「はやぶさ/HAYABUSA」という映画です。
「はやぶさ」というのは、2003年の5月9日に打ち上げられた、小惑星探査機のことですが、これが題材になった映画なのです。
映画をご覧になればお分かりいただけますが、このはやぶさという小惑星探査機は、映画化されるだけの偉大なストーリーを作り上げたのです。
ですから、映画の内容も当然ですが事実に基づき、プロジェクトの7年間にわたる苦悩の日々を描き出しています。
はやぶさは、途中、エンジンが停止するトラブルや通信が途絶えるなど、幾多のピンチを乗り越えました。
最終的には、60億キロにも及ぶミッションをこなしたのです。
2010年6月13日に奇跡的な帰還を果たした折りには、なんと太陽系誕生の謎を解く手掛かりとなる小惑星のサンプルを持ち帰ったという、あのNASAでも成し得なかった快挙を成し遂げました。
これ以上の詳細は、ここで説明するよりもぜひとも映画でご覧になっていただきたいと思います。
しかもこの映画は、あの20世紀フォックスが製作を担当していますので、映画の壮大さが想像できるのではないでしょうか。
主演女優は、竹内結子さんで、JAXAのスタッフを演じています。
他、JAXAの上司には西田敏行さんも登場しています。
他には、高嶋政宏さん、佐野史郎さん、山本耕史さん、鶴見信吾さんなどが出演しています。
劇場で見逃してしまったかたは、DVDででもご覧になってみてください。

感動して、ますますJAXAや宇宙が好きになることでしょう。

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JAXAにご興味を持つかたでしたら、JAXAの施設の中へ入ってみたいと思うこともあるでしょう。
実はJAXAでは、施設見学ツアーというものを開催していますが、ご存じでしたでしょうか。
JAXAが所有いたします筑波宇宙センターでは、日本で最大規模の宇宙航空開発施設の一部を、ガイド付きで見学いただくことができる施設見学ツアーを用意しているのです。
これは、あまり知られていないことかもしれませんね。
JAXAや宇宙のファンであるならば、この見学ツアーは、大変、興味深く、また楽しいものとなるでしょう。
見学ツアーには三つのコースがあります。
「宇宙飛行士コース」、「宇宙ステーションコース」、「ロケットコース」の三つです。
どれも全部見たくなってしまいますね。
施設見学ツアーは無料ですから、その願いも叶います。
ただし、施設見学ツアーは、事前予約が必要になっています。
希望の日時が決まったところで、筑波宇宙センターの見学案内係に電話をすれば良いだけですので、面倒なことはありません。
先着順で定員に達し次第、締切りになります。
ちょっと注意したいのは、筑波宇宙センターは、各種研究や開発、試験などを行っていますので、都合により、ツアーコースを変更、または、ツアーを休止する場合もあるそうです。
また、宇宙ステーションコースをご希望のかたは、見学をご希望されるかたの身分証明書を確認させていただくなどの、いくつか注意点があるようです。
見学の予約をする際に、見学案内係のかたに詳細を聞いてみると良いでしょう。

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